短くて長い今日

なんでもないような事を、なんでもない事になる前に。

知るまでは

 

 

 

 

これは、眠れないんじゃなくて

敢えて寝ていない(んな訳あるか)のです。

 

 

 

この前一回サボっちゃった日の

埋め合わせ的なもの、という建前で

永遠に仲良くなれなさそうな夜のお話。

 

 

 

人間には、得手不得手があります。

左利きの私は、小さな頃から

習字とお箸がとっても苦手でした。

それから、得意な教科ってあるんだって知って

クラスが理系文系で分かれるんだってことも

体育系文化系で部活が分かれるってことも

したいこと、と、できること、が

必ずしも一致しないことも知りました。

 

 

 

少しは簡単にできそうなことも

いつまでもできそうにないなってことも

これはもう、私だけの指標だから

できる人を見るといいなあって思うし

羨ましいし、その部分頂戴、って。

逆に自分ができることにはなかなか気付かず

だってそれが自分の当たり前だから

ちょっとくらい上手くいったって

何とも思わないし、誇れないし。

 

 

 

欲しいものはどんどん増えていくけど

何かを手にできた感覚を味わえていなくて

このどうしようもない消化不良感を

いったいどうやってみんな閉じ込めて

咀嚼して、生きているんだろうかと思います。

 

 

 

できないことはできない

いや、できるまでに時間がかかってしまう

できるのかもしれないけど、とっても遠い

それはしっかりと理解した上で。

 

 

 

それでも、やっぱり欲しいんだよな

これだけは得意で、得手であってほしいんだよな。

大した才能はないし、強くもないけど

努力を継続できる、そういう意味での

強くて、ストイックな人でありたい。

長く自分と付き合えるような、そういう

継続の仕方ができる人でありたい。

 

 

 

大人になれなくてもいいから

それになれていたらいいや。

 

 

 

茉莉花でした。