陽
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空気がそろそろ肌を突くようになりました。
1日の最大の難関が、身体を包み込んでいる
毛布をのける事へと変化していきました。
つまり、朝がしんどいです。笑
さて、そんな朝の空ですが
左を見れば澄んだライトブルー
右を見ればなんとも言えないグレー。
そんな右上のグレーの隙間から、
本当に綺麗に、薄く長く真っ直ぐ
いかにも暖かそうな陽の光が差していました。
初めて見ました、そういうの。
陽の光が真っ直ぐと私達に差し込んでるの。
空、見上げるようになったんだなあ。
空を見るようになったりすると、
悩み事がある等勘違いされたりしますが
私は逆に、悩み事が無くなったからこそ
空を見上げている、見上げられる人です。
そういや何年か前も、一人の帰り道は
決まって誰も通らない道を通りながら
誰にもぶつかる心配はないから、とか言って
上を見上げて、今日の空はこうだな、とか
一人で勝手に、ふらふらぶらぶらとしてました。
自然に五感を傾けられるような時は
外部に対する感覚への余力がある時だと思っていて。
それは決して、周りの顔色とかに使うための
有り余ったものではないとは思っていて。
悩み事、そういえばなくなっていたなあ。
茉莉花でした。
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