短くて長い今日

なんでもないような事を、なんでもない事になる前に。

流れる季節の

 

 

 

 

朝起きた時に感じる空気が

肌を静かに刺すような気がしました。

冬ですね、もう、すっかりと。

 

 

 

季節を感じること、ってなんだか最近は

肌寒さ、蒸し暑さとかでしかないような気がしてきて

寂しいなあ、とかなんとか思うのです。

そんな、たいそう季節を感じたこともないくせに。

 

 

 

近所のお家の桜の木も、5年ほど前になくなりました。

いつもそれを見て、ああ、春だなあと思いながら

色々な門出を迎えたものでしたね、懐かしいね。

 

 

 

少しだけ、ほんの少しだけでいいから

この国に生まれてきたアドバンテージとして

そういうものに敏感になっておきたいものです。

 

 

 

茉莉花でした。