濁りが消えなくとも
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強欲なまま生きていきたくないなぁ。
努力をすればなんとかなる、だとか
全部自分が選んだ判断だから責任持て、とか
責任故意過失全て受け止めるわけじゃないですよ。
そんなことあるはずないし、そんな言葉なんて飲み込みたくないし。
ただ、なんとなく足りないものを数えて
満たされたものが足りないような気がして、
あれはなくてこれは足りないを繰り返して。
それがいまいちナンセンスだなぁと思います。
わかっていてもできないことが一番苦しいのです。
知っています、何度目でしょうか。
持ち合わせた時間とお金と頭と身体と、
あとほんの少しのアイデンティティと、
ぐらぐらした体幹を崩れないように必死になって
生きているのが今の私だなと思うんです。
毎日全力のダッシュはできないし、
この瞬間に全てをかけられるほど強くない。
明日のことだって考えちゃうし、
なんなら見えないことまで考えちゃうし。
あぁ、弱いなあ。
とっても、なんだか、びっくりするほど。
そんなことをポツリポツリと考えながら
1日を終えるチャイムが鳴りそうなのですが。
弱さはあっていい、寧ろないわけがない。
その弱さの1/50くらいの、強さがあればいい。
未熟でいい、足りなくていい、いや。
満ち足りている部分がないわけない。
今日も朝を迎えて、小さな幸せを集めて。
貴重なダイヤモンドの原石を扱うかのように
細かいけれど小さいけれど大切を集めて。
それができているんだって、なんたる幸せ。
言い聞かせながらでいいから、言い続けましょう。
私はずっと、きっとこれからもずっと。
自己実現への欲を満たせる人でいたい。
茉莉花でした。
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