感じなくていいものの話
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しょうもないミスをたくさんして
少しばかりいじけている私からお送りいたします。
見えないものばかりをどうにかして
何かしらの形で見える形に落とし込んで
そうしてできた微妙な判定基準たちを
どうにかしてそれっぽく見せた上で
そんな判定基準たちで誰かと私を比べる。
こんなものに意味があるわけないじゃない。
そうやって思っているくせして
なによりもそれに固執してしまうのは
自分のことながら悲しくて哀れなんですよね。
誰かと深く繋がっていたくて
それを四角い媒体に求めることも違うし
ものやお金で釣ることも勿論違うんだし。
誰かを傷つけて、もしくは自分を傷つけて
そうやって確かめるものでもないんだし。
誰かと比べないといけないもの
目に見えるようにしないといけないもの
なんて、この世にそんなにあるのだろうか。
比べないで済むのに比べてしまったり
比べる基準を曖昧なもので置き換えていたり
目に見えないものに必要以上に不安を感じたり
こんなに弱い自分を、自ら望むのであれば
そのままでいてもいいかなって思うんだけど
生憎私はそうじゃないんでしょう?
強く、ってことはそういうことだと思うから。
茉莉花でした。
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