短くて長い今日

なんでもないような事を、なんでもない事になる前に。

 

 

 

 

少しでも早く、前を向いて。

 

 

 

暖かかったり、寒くなったり

本当に最近の気候はよくわかりませんね。

そろそろ分厚いニットもコートも

しばらくさようなら、ってなりますかね。

 

 

 

こんな冬と春のちょうど真ん中の季節は

いろんなことから卒業する季節でもあります。

ようやく咲いた桜の花たちがきっと

祝福と、そしてぐいっと背中を押すように

新しい息吹を望んでくれているのでしょう。

 

 

 

こんな風に足踏みしている自分のことを

そんな世界から置いていかれてしまった

哀れで惨めで可哀想だけど自業自得な

ヒロインにもなれない悲劇の人のように

本当にそんな風に感じてしまうときも

まあね、なくはないんですけど。

 

 

 

こんな季節だからこそ

こうしてさみしくなることも

時には大事なんじゃないかなって。

 

 

 

だけれど(逆接の逆接という用法)思うんです。

さみしくなっていい時間なんて

いつまでも続くわけじゃないってこと。

落ち込むだけ落ち込んで、涙を流して

その分さっと、さらっと立ち上がって

そうして桜が散ってしまう前に

きちんと一緒に、どうにか追いついて

同じように新しいスタートを切りたいな。

 

 

 

茉莉花でした。