it
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曖昧だからこそ、なもの。
それ、という言葉は
所謂指示語としての機能を果たしますが
私は割とそういう用途で使っていなくて
寧ろ曖昧な、明言を避けるような時に
若しくは特に何も考えていなくて
誰かに想像をしてもらって委ねたい時に
それ、という言葉を多用している気がします。
敢えて言葉を繰り返さないからこそ
敢えて言葉を前に出さないからこそ
いい感じに適当で、いい感じにふわふわしてて
そして、いい感じに自由な気がしています。
思ったことはなるべく言った方がいいし
腹の中に全て押さえ込む性でもないのですが
こういう曖昧でよくわからない表現のほうが
圧倒的に好ましく感じるのは何故でしょう。
多分、ここの記事を見直しても
たくさんの曖昧なそれ、というそれらがあって
だけれど、この言葉を多用できるのも
まさにここが、誰にも何にも言われない
自由で曖昧なスペースだからなのかもしれない。
茉莉花でした。
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