短くて長い今日

なんでもないような事を、なんでもない事になる前に。

 

 

 

 

名前をつけるにはなんともなさすぎるけど

名前をつけないには勿体なさすぎる。

 

 

 

お昼ご飯食べて眠たくなる時間ですね。

 

 

 

今月はとても多いことなので

最早なんとも感じなくなっていますが、

まあ疲れてどうやって寝たかも覚えてないので。

昨日の更新を今日のこの時間にしているわけです。

今月はボーナスタイムかな、いややめとこ。

 

 

 

ということで、昨日の話をします。

 

 

 

終わりは始まりだとよく言うけれど

まさに春はそういう季節なんだと思います。

桜が咲き、そして散っていくこの時期には

より一層多くの変化と決断がつきものです。

 

 

 

そんな春を何気なく過ごすこと数十年

知らない間にたくさんの終わりを経験し

特段大きく心の準備をすることのないまま

たくさんの決断を、最早若さだけで決めてきました。

 

 

 

昔の私はいつ思い返しても浅はかです。

仕方ないのかもしれませんけどね、だって

昔の私は浅はかであることを知らないのだから。

何気なく一年を過ごして、また春が来て

そうやってまた、ぼんやりと過ぎていく日々を

その輪郭をうまく捉えることのできないまま

さようならとはじめましてを繰り返していく。

 

 

 

今年の春は、少しだけ違う。

私の勝手な「そのつもり」だけれど

やっぱり少しだけ違う、そんな気がする。

 

 

 

自分の中で大きな決断をしたし

さようならがなんだか重たく感じるし

一人で飛び出してみる感じ、わかります?

 

 

 

わざわざ荒野に向かう決断をして

わざわざ一人で向かう決断をして

そんな思い切りの良さを讃えつつも

そんな決断をした自分のことを怖くなったりする。

若気の至りというか、何も考えていないというか

大丈夫なのかな、がたくさんよぎる。

大丈夫だと思っていたものは

近づけば近づくほど、大丈夫じゃなくなる。

 

 

 

現実味を帯びてくるとようやく

この春にはもう出発なのだと思って

心なしか自分が便りなく思えてきます。

 

 

 

だけれど、まあ仕方ないので。

くらいのスタンスでいたいと思う。

どれだけ拒んでも春はやってくるし

せっかくのこの気候と暖かさなのだから

仕方なくても楽しんであげるしかない。

希望や幸せに溢れるような輝かしい

そんな別れや出会いじゃなくてもいいから

一歩踏み出すことを、恐れないであげたい。

 

 

 

茉莉花でした。