ストーリー
❁
あまり物語が好きじゃない。
正式に言うと、物語を見ている時の自分が好きじゃない。
どうしても、どうしてもできないことがあって
それは、あたかも物語の登場人物であるかのように
ゆらゆらと感情の揺さぶられないでいること。
どうしても、どうしても入り込んでしまうんです。
許可も得てないのに、物語のヒロインなりなんなりに
重ねて泣いて笑って喜んで、をしてしまうんです。
これは毎回のこと、どのものでも同じこと。
メタ的な認知が苦手なところが、もしここに表れてるのであれば
それはそれで面白い人間だな、とも思うのですけれど。
ここ数年、小説をあまり見なくなったのはそのせいでしょうか。
茉莉花でした。
❁