短くて長い今日

なんでもないような事を、なんでもない事になる前に。

カント

 

 

 

 

イマヌエル・カント

 

 

 

西洋哲学史を辿れば必ずと言っていいほど

出てくる著名すぎるドイツの哲学者です。

 

 

 

誠に申し訳ないのですが、

この方の思想や考え方をきちんと学んだことはなく

本当に少し触れた程度なので、大したことが言えなくて。

でもここで名前を出すということは、

それなりの意味があるということだけお先に。

 

 

 

彼は、時間に正確すぎることで有名でした。

早朝に起きて、午前中に仕事をこなして帰宅、

決められた時間になると散歩に出かけるのがいつものこと。

あまりにも時間に正確すぎたために

人々はカントを見て時計の針を調節した、とまで言われるほど。

 

 

 

この話だけ聞くと堅苦しい、そして何と言っても彼は

哲学者ですから、なんとなくのイメージとして

ポジティブなものは少ないかもしれません。

(とかいう私は全然そんなこと思ってもいなくて

寧ろ哲学が好き、だなんていう人がいたものなら

真っ直ぐにその人に話しかけに行くと思うのですけれどね。)

それでも彼はユーモアに溢れる社交的な人だった、とか。

 

 

 

人物紹介ブログみたいになってきました。

 

 

 

彼の毎日は単調そうに見えます。

でも、そんなことはなかった。

彼の生き方がそれを証明しています。

 

 

 

これでいい。

そう、これでいい、と、彼が最後に残した言葉のように。

 

 

 

感度を高くして生きることってこういうことじゃないかなあと

彼のことをふと思い出して思ったりした1日でした。

 

 

 

時間に厳しく、決まったことをして

毎日しっかり三食食べてお風呂と布団に入って。

 

 

 

それでも、何かは起きている。

 

 

 

茉莉花でした。