パーフェクト

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不完全で、完全なんです。

今日なんとなく、そしてようやく

この言葉の意味を知れたような気がします。

生まれてきて、だれかにすがりつかなければ

生きていけないような状態のままでいて

そして少しずつ、なにかをできるようになって。

そうして、できることが増えていけばいくほど

できないことを見ることが嫌になっていく。

完璧であることが最もな善であって

完璧になれないことにどこか劣等感を感じて。

完璧にならない自分だ、と悲観的になって。

だって、完璧で困ることなんてないもの。

完全であることが全てであるように

完全であることが理想の最終形態であるかのように

ある日のどこかで錯覚してしまいがちです。

勿論なれならなれたでいいのだろうけど

わたしは完璧は底無しのような気もしています。

底の無い沼に自ら入る勇気はありません。

不完全のまま、ままの自分を愛していきましょう。

今の貴方が、なによりも素敵なのですから。

茉莉花でした。

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