短くて長い今日

なんでもないような事を、なんでもない事になる前に。

special

 

 

 

 

 

対して、特別でもなかった。

 

 

 

普通よりも落ち込みやすくて

よく感情的になって、何事も辛く捉えがちで

どちらかというと人生損するタイプ。

どこか普通より違う何かを持っているのが自分で

それはいい意味よりかは悪い意味で。

そう思ってきた学生時代の自分に出会ったら

甘ったれんなよ馬鹿野郎と言ってしまいそうです。

 

 

 

そんなことない。

そもそも普通ってなんなんだって話になるけど

それは一旦置いておくとしても。

自分だけなんてそうそうないんだよ。

自分しかこんなに大変で、とか

すっごい辛くて、とか優れていてとかも勿論

そんな唯一無二の何かを持っているほど

特別な何かを持っているほどでもない。

 

 

 

環境のせいで変わっているように見えても

誰かと話していないだけでそう感じてても

勝手に思い込んでいるだけだとしても

そんなに、変わってもないし特別でもない。

 

 

 

じゃなくて、「存在」自体がそうなんだよ。

 

 

 

こうやって、自分が自分であること自体が

とにかく特別で、素晴らしいことだから

特別な何かを持っている必要もないし

特別だから存在意義があるわけでもない。

悲しいこともみんな、おんなじように持ってて

嬉しいこともきっとおんなじように持ってる。

量とか形とかじゃなくて、みんな持ってる。

 

 

 

だから、そんなに抱え込まなくてもいいし

自分はこういうものを持っていると自慢しなくていい。

そのままで、そのままを自慢できるように

自信を持って表現できるように。

それが一番素敵で、かっこいいんだよって。

 

 

 

それで、ちゃんと自分をありのまま

そのままが特別だと思えるようになったら

自分の周りの人のそのままも

ちゃんと特別だって言ってあげてね。

 

 

 

それができるまで、気付くまでに

本当に長い道のりでした。

 

 

 

結局のところ、この人生は

そこそこ幸せで、そこそこに不幸なのだ。

 

 

 

茉莉花でした。