短くて長い今日

なんでもないような事を、なんでもない事になる前に。

背中

 

 

 

 

とても寂しくなる。

 

 

 

好き放題生きていくことが

決して簡単じゃないことくらいわかる。

でも、それでも、そうだとしても

我慢ばかりしている人生をみると

諦念ばかりの毎日を見ていると

本当に、心底悲しくなってしまう。

 

 

 

それほど仲良くない夫婦の姿を見るたび

恋愛というものに価値を見出せなくなったり

疲れた様子で子どもに接する親を見かけては

家庭を持つことに興味を持たなくなったり

毎日疲れたしか言わないサラリーマンを見て

ああ、大人ってつまらないんだなあと

思いながら生きてきました。

 

 

 

それもこれも、見てきた大人たちが

楽しそうに人生を送っている気がしなくて

ビール飲んでる時くらいじゃないか

それなりに楽しそうにしているのは。

それでも、愚痴を言いながらだったりするけど。

 

 

 

人生に「こんなもん」と言ったりする癖は

自分のせいであると思っていることを前提として

こういう環境のせいもあったんだと思います。

もっと、楽しそうに、生き生きと

人生を送っている先輩がいないかな。

 

 

 

それと、私のあとを生きるであろう人たちには

私が活き活きしている姿を見せられたら

それが一番かっこよくて、素敵だなあって。

 

 

 

茉莉花でした。