短くて長い今日

なんでもないような事を、なんでもない事になる前に。

後に悔やむこと

 

 

 

 

思えば、後悔ばかりの人生でした。

 

 

 

高校生の時、持久走がめちゃくちゃ嫌いでした。

走っているときは本当に一生懸命で

これ以上もう無理だって思いながら走って。

それで、一度終了の合図がなってしまえば

ああ、もう少し頑張れたんじゃないか

もっと頑張れたのに、できるのに、しなかった

そうやってなんとも言えない後悔ばかりが

ふつふつと自分の中だけで湧き上がってくる。

 

 

 

運動に関するセンスは皆無だったし

とはいえ持久力だけには自信があるわけでもなく

体育の時間はそう楽しくなかったんですけど

持久走が一番嫌いでしたね、そういう意味で。

真冬に半袖で走るのが嫌ってこともあるけど。笑

 

 

 

でも、こういうことばっかりだったなって。

 

 

 

頑張らないと、頑張りたいなって時

その時の自分は本当にこれ以上ないくらい

頑張っているつもりなんですけど。

後から、本当に終了したその瞬間から

もっと頑張れたのになあって思ってしまう。

 

 

 

成し遂げた後の自分は大層自分のことを

「できる」人だと思ってしまうようです。

 

 

 

今ここに居てこういう人生になっているのも

こういう不満足なプロセスを通っては

不満足のまま消化してきた末なんだなあと。

 

 

 

せっかくなら、一片の後悔もないような

そういうことをしてみたいなあとは思うけれど

正直そんな瞬間は一生来ないのではないかとも

思ったりはします、現状不満足型人間なので。笑

でも、それくらいの勢いで、姿勢のままで

ほぼノンストップで取り組めることができたら

それならもっと自分を好きになれるなあ、と。

 

 

 

その分岐点が、今丁度来ているのでありまして。

 

 

 

茉莉花でした。