短くて長い今日

なんでもないような事を、なんでもない事になる前に。

さようならを言う前に

 

 

 

 

なにを考えていたんでしょうか。

 

 

 

今日の朝目覚めた瞬間に思ったことを

たっぷりすぎる睡眠をとってから思ったことを

思い出すことが、あまりにも難しすぎて。

お昼ご飯を食べながらなにを思っていたのか

チーズカレーを食べながらなにを感じたのか

珍しくなにを見ることもなく食したのに

何にも覚えていなくて、困ってしまう。

 

 

 

たった数時間、1日の中の数時間を

経過しただけなのに、すぐ忘れてしまう。

嬉しいことも悲しいことも、ぜんぶぜんぶ。

 

 

 

それだけ些細なことだったんでしょうか。

いやでも、そんなことなかったはず。

いやでも、そんなこともあるのかな。

それさえ思い出せないようじゃ、仕方ないな。

 

 

 

忘却の彼方に飛んでしまって

その後誰にも思い出されることなく

すぎてしまった感情や時間はどれほどあるのだろうか。

 

 

 

茉莉花でした。