スタンダード
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二、三年後って一体なにをしてるんでしょうね。
好きだったお洋服の系統も変われば
髪型もメイクもずいぶん変わった気がする。
使っている電車の路線が変わったりもしたし
働く先も変わったし、つるむ友達も変わっていた。
変わらないことは相変わらず多いけれど
変わったものもそれなりにあるのかもしれない。
じゃあ、今思い描いているスタンダードも
二、三年経ってから思い返してみたら
ずいぶんおかしいものにでもなっているのかな。
流行りのお洋服が変わるのと同じように
社会にあふれているなにかしらも全部
様変わりしていくんだろう、というかそう。
ニュースタンダードってやつですかね
それに慣れるようになるまでどれくらいなのか
いったんちょっとだけ考えてみたのですけど
多分慣れる慣れないの問題じゃなくて
じんわりゆっくり蝕まれていって
知らない間にそれがスタンダードになるんだろうな。
怖。
今の世界がそれなりに好きで
それなりに嫌いなところもあるのだけれど
これが変わるとわかっているのであれば
なんとなく名残惜しいというか、儚いというか。
何の話がしたいのか自分でもよくわかりません。
とりあえず言えることは、
今の見ている世界がすぐに変わっていくのは
今をそれなりに生きている人間としては
なんだか寂しく感じるよなあということです。
茉莉花でした。
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