短くて長い今日

なんでもないような事を、なんでもない事になる前に。

bitter memories

 

 

 

 

思い出、という言葉は

案外悲しい言葉かもしれない。

 

 

 

皆さんに一つ質問をするところから

本日のブログを始めたいと思うのですが。

 

 

 

「楽しい思い出と悲しい思い出、

どちらをより色濃く覚えていますか?」

 

 

 

文化祭、体育祭の思い出ひとつとっても

怪我した、練習がきつい、負けて悔しい

それとも、楽しかった、みんなとはしゃいだ

青春時代の一生の思い出!と言えるのか

これって、だいぶ大きな違いだと思います。

 

 

 

かく言う私は、圧倒的に

悲しいことや辛いことを覚えてしまいがちで

楽しかった「けど」こういうこともあって

それを次はしないように、起こらないようにと

次の日からの教訓、みたいにしがちです。

 

 

 

ある意味スーパーポジティブだと思うし

こういう考え方が嫌いなわけでもないですが。

やっぱり、歳をとっていくにつれて

昔を懐かしむことが増えてきていまして

そういう風に懐かしむたびに思い出すのが

あんまりいいことじゃないのが嫌なんですよね。

 

 

 

こうだったなあ、って考えるたびに

どこかしらの古傷をえぐっているような。

 

 

 

こんな気持ちになるのも、もしかしたら

過去の自分がたいそう嫌な感じのやつで

それ故人一倍トラブルを引き起こしていた、

のかもしれないんですけどね、どうだろう。

 

 

 

記憶の一番嫌いなところは、

自分の思う通りにしか記憶してくれないところ。

 

 

 

茉莉花でした。