短くて長い今日

なんでもないような事を、なんでもない事になる前に。

いつものようなこと

 

 

 

 

乱雑ながら、今年の締めくくりを。

 

 

 

今年も一年、なんとか生き抜きました。

毎年、年末の特別番組を録画するたびに

ああ、今年ももう終わってしまうのか、と

なんともやりきれない気持ちになります。

きちんと、150%で生きた年なんて

私の人生の中で、存在しなかったから。

今年はそれが、随分と程度が大きいようです。

 

 

 

この世界を蝕むあの病原菌のせいで

当たり前が当たり前じゃなくなってきました。

昔のドラマの再放送を見ていると

あまりに密すぎてびっくりしたくらい。

これだけだった、と言いたくないけれど

それくらい、大きな出来事です。

 

 

 

そんな中で、今年はより一層

不完全燃焼で終わってしまった気がします。

というか、不完全燃焼だった理由を

勝手にこの病原菌に押し付けてるだけですが。

 

 

 

学びたいことをきちんと学ばなかった

したいことに全力で取り組まなかった

自分で決断することをものすごい躊躇った

なんでこんなことしたんだろうとか

なんでこんなこともできなかったんだろうとか

悔やむことを数えると、幾つになるのだか。

きっと寝付けない夜に羊を数えるくらい

膨大で、終わらない作業になることでしょう。

 

 

 

と、ここまで書いてきた通り

この一年すんごい悲観的な日が多くて

ああ、なんでこんな自分なんかが、と

口に出す日ばかりだったと思います。

口に出したら楽になるかと思ったけど

口に出したらもっと辛くなっちゃって

でも出さないと押しつぶされてしまうから

結局どっちをとってもしんどいじゃないか、って。

何をしてもしんどい、辛いっていうことは

本当に耐え難くて、しんどくて、暗かった。

 

 

 

 

こういう悲しい気分って間違いなく

年が変われば簡単になくなるような

そんなに簡単なことじゃない。

人間、一年の節目にそんな簡単に

変われるようにできてはいません。

 

 

 

でも、なるだけ今年に置いていこう。

こんな年、って言われるかもしれないけど

そこでもあった、たくさんの素敵な出来事と

素敵な感情をお供にして、出かけよう。

来年はきっと、うまくいくことが多くなって

自分と自分がすることにもう少し自身が出て

積極的に学んで、今より厚みのある人間になれる。

そうやって、楽観的に、ポジティブに

思考を繰り広げて、希望を抱いていこう。

 

 

 

年が変われば簡単に変わるような

そんなに単純な生物じゃないけれど、

年が変わるっていうイベントに乗っかって

自分の帯をきゅっと引き締めてもいいじゃない。

 

 

 

ありがとう2020年。

今年の私を思い出すと、

基本的にもやもやとしていて

納得のいかない顔ばかりして

迷いのある日々ばかりでしたね。

楽しいことをしているのに

罪悪感や焦燥感に襲われたり

なんでこんな顔しかできないんだろう

そういう日々もあったりしましたね。

でもね、安心しなさいとは言いません

きっとそれ以上の日々がいつかやってくる

それがすぐ目の前にある来年かもしれないし

もっとずっと大人になった時かもしれない。

だから、だからこそ、信頼をしてください。

今年も生き抜いたんですよ、今年を。

きっとこれ以上に強くなって

思っている以上に素敵な自分になって

それで、こんなものくらい大丈夫と

自身を信じられる人になってください。

 

 

 

それではみなさん、良いお年を。

 

 

 

茉莉花でした。