しないように
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月の終わりにここに来るたび、
その月の最後の日付を見るたびに、
今月の終わりが何故か妙に物悲しく思えます。
いつも、があることがこんなに素晴らしいことなのか
あれほどまでに何度も言い続けていた台詞だけれど
結局それを思いなおすたびに、毎度の如く
今まで当たり前を、いつものことを、
どれだけおざなりにしていたんだろうと
どれだけ軽率に扱っていたのだろうと
少しだけですが恐ろしくなります。
最早ルーティーンかのように、そう思います。
そのお店に行ったら毎回頼むものがあって
毎回の買い物のルートがあって
とりあえず、ってのぞくお店や前を通る店があって
いつも自転車でのびのびと走る道があって
昔通っていた学校があって、でもそれが
通るたびに少しずつ違うところが増えていったりして。
そうして、当たり前の日常が当たり前のように
風のように過ぎ去っているように感じます。
五月病なんかに負けないぜ。
茉莉花でした。
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