短くて長い今日

なんでもないような事を、なんでもない事になる前に。

大切であるということ

 

 

 

 

最近は当たり前のことばかりしか言えなくて

大したことない人間なんだなあということを

なんだかんだ目の当たりにしつつも、それでも

なんとも思わない自分がいて、嫌いじゃないです。

 

 

 

受験当日、合格発表の日

何事もないように世の中が過ぎ去ることを

どこかスローモーションのように感じたこと

ふわふわしたまま長い1日が終わったこと

今となれば不思議な感覚だったなあ、と

不意に思い出しました、でもそうなんです。

 

 

 

私にとって特別な日は、

誰かにとってごく普通の、よくある日常で

それと同じように、誰かの特別な日にも

私はいつものように時を刻んでいる。

 

 

 

今日は誰かの大切な日だったら

明日はまた違う誰かの大事な1日で

そうすれば過去に過ごし終わった1日も

信じられないほど大切な1日だったのかもしれない。

私じゃなくて、誰かにとってなだけで。

 

 

 

自分の大切であろう日が来る度に

私の大切な誰かの大切な日が来る度に

大切、ということはこういうことなんだと

ハッとされる気持ちでいます。

 

 

 

どうか、あなたの大切な1日が

きちんと大切なまま終わりますように。

 

 

 

この歳も、頑張っていきましょう。

 

 

 

茉莉花でした。