短くて長い今日

なんでもないような事を、なんでもない事になる前に。

treasure

 

 

 

 

いつの日かのツケをここで精算します。

10月ギリギリになっちゃいましたけどね。

 

 

 

さて、本日の雑記はもう終えてしまったので

せっかくならいつもとはまたちょっと違った感じで。

 

 

 

私もこれまだ長くて短い人生を送ってきましたが

(ここでブログのタイトルとかけてますねえ〜

とか思ってくださった人本当に感謝します)、

心の底から尊敬できる人物というのは

人生のターニングポイントごとに現れました。

勿論、どこかを尊敬して好きでいなければ

友達になったり、一緒にいたりなんかしないんですけど

尊敬、という気持ちで見惚れていた人は

また別のカテゴリーとして存在しています。

 

 

 

これは自己満でしかないですが、

その中でも記憶に残っている人たちを

思い返しながら、忘れないために残そうと思います。

 

 

 

まだまだ心も身体も未熟極まりない頃には

自分と同じようなカテゴリーに入るだろう人を

すごく羨んだ目で見ていた記憶があります。

堅くて、真面目で、しっかりしていて

(自分で言うんかいというセルフツッコミ)

だけれど、私とは全然違う人でした。

チャレンジングで、努力家で、謙虚でも強気で

私が私という人間をベースにして考えたとして

目指し続けたい最高形態、みたいな人です。

頑張る、という抽象的かつ難度の高いそれを

当たり前かのようにできる人が羨ましくて。

自分を頑張れていない、とひたすらに責めつつ

こんな人でありたい、がきちんとあったから

あの時はきちんと頑張ろうとできたんだと思います。

 

 

 

他人のことを気遣えなくなった時に出会った人は

ひたすらに穏やかで、優しい人だった気がします。

自分の嫌いなところや克服したいところを

私がそうなりたいようにあり続けている人です。

私と正反対、というわけではないと思いますが

少なくとも私が変えたい、変わりたいところを

どう変わりたいか、の答えになった人ですね。

無駄に頑固で、無駄に意地っ張りで

感情のコントロールがものすごく下手な私に

どうやって生きるべきなのかを示してくれた

穏やか、というワードをキーにするようになったのも

なんだかんだここからだったなあと思っています。

 

 

 

そして、誰にでも優しくあれない自分が

自分で自分の首を絞めてしまっている時には

ものすごく明るくて強い人を羨ましく思っています。

このご時世、という言葉をつけてしまうのは

またちょっと違った気がしちゃいますが、

自分で自分と向き合う時間が多かったからこそ

自分を肯定して、自分を受け入れて生きることが

ちょっとしんどくて、辛かったんですよね。

それこそ感情の波がジェットコースターですから

自分に振り回されている自分がいい加減可哀想で

なんとか終始ご機嫌に生きられないものか、と。

そういうときに、キラキラして見えたのは

真っ直ぐで確かに頑固で強い人ではあるけど

いつでも元気で楽しそうで、というか

たくさんのことを楽しく変換できる人でした。

ちょっとだけ、いい意味でわがままにもなれたし

自分の嫌いなところも少しずつ肯定して

自分のことを自分として好きにいられたらな、って。

だから、多分私は最近になってよく

ご機嫌って大事、と言い聞かせてるんだと思います。

 

 

 

多分、としか言えないんですけど

私はこれからもなんだかんだいろいろあって

今の自分を好きになれなかったり

変わりたいと言いながらなかなか変わらなかったり

そうやって自分とうまく付き合えない時に、

都合のいいところばかりを切り取って

私が想像した理想像と誰かを重ねて

あれこれ勝手に元気をもらったり、頑張ったり

そうやって誰かの手を借りながら生きるんです。

 

 

 

みんなに好かれるあの人を羨んだり

私よりも随分と頭の良い人を妬んでみたり

誰かと比較して落ち込んだりして

こんなので生きているのかな、と思います。

その度、うまく生きられないなりに

不器用でも、なんとかやれるように

誰かに優しく、自分の言葉にも素直に

生きられたらいいなと思っています。

 

 

 

そういうターニングポイントが訪れるたびに

神様のように手を差し伸べてくれるような

誰かがいつもいることを、幸運に感じています。

 

 

 

こんなこと、きっと起こらないけれど

いつか私のことを心から尊敬してくれて

羨んでくれる誰かができちゃったり?

私のことを、目標だとか尊敬だとか

そうやって私が救える誰かがでてきたり?

そんな将来、まあないかもしれないけど

もしそうだったらすごいよねってテンションで

気軽にこれからも生きていこうかな。

 

 

 

宝物は、貴方自身でありますように。

 

 

 

茉莉花でした。