短くて長い今日

なんでもないような事を、なんでもない事になる前に。

いい大人

 

 

 

 

これ、将来に一体どう役に立つんだろうか。

 

 

 

小学校の頃から、所謂義務教育という過程の頃から

私たちはよくわからないものを学んでいますよね。

こんなもの実生活で使うかわからないよなあ、とか

これを知っていて将来なんの得になるんだろうか、とか。

 

 

 

大人になってからも、そう思うようなことは減らなくて

私の場合は寧ろ増えてしまったような気がします。

興味が出ても、片足を突っ込みかけても、

「あ、これ今やるべきことなのかな」

「これ、将来ちゃんと使えるものになるのかな」

「きっと何にも役に立たないものだからやめておこうかな」

こういう類も言葉が脳内で再生されてしまいます。

 

 

 

でも、私の周りのいい大人達はこぞって

「なんでも身になるんだからどんどんやりなさい」

それだけ言ってくるんですよね、なぜか皆さんおんなじで。

 

 

 

じゃあ、多分そうなんだろうな。

とりあえず、やりたいんだし信じてみてもいいかな。

正当化するのは、このいい大人達に任せればいいかな、って。

 

 

 

いい大人達、私がいい大人だなと思える人達の言うことなんで

ある程度尊敬しちゃってもいいのかな、とか、ね。

 

 

 

いつか、このいい大人達の言うことが真に分かったとして

次の世代の子供達に、同じことを言ったとして、

「こいつ、いい大人だしな、信じてみるか」

と思われるような大人になりたいなあ、とも思いました。

 

 

 

茉莉花でした。