短くて長い今日

なんでもないような事を、なんでもない事になる前に。

 

 

 

 

あなたは、どっちが多いと思いますか。

 

 

 

好きの発生には最低でも二つの種類があります。

あります、と断言するのが怖いですが

多分あります、あると思っています。

 

 

 

ひとつは、自然と好きになること

好きになりたいなあ、なんて思わなくて

気付いたら好きだったこと。

好き、という認知よりも先に、好き、という気持ちが

発生しているようなもの、といえばいいのでしょうか。

 

 

 

もうひとつは、好きになろうとしてなったもの

最初は好きになりたいなあという気持ち

ある種の憧れとか、強制とかも含まれますが

先に好きである、好きになる、という認知がきて

そのあとに気持ちが運良く追いついた形。

 

 

 

今の自分が好きなものを並べたときに、

果たしてどっちが多いのだろうな、と。

 

 

 

試しの例を挙げてみると

私はカフェラテとカフェオレが好きで

ここ数年は多分毎日飲んでいるし

知り合いにも私といえばカフェオレ(もしくはラテ)と言われます。

だけど、私がカフェなんちゃらを飲むきっかけは

珈琲を飲める大人ってかっこいいよな、という

なんともしょうもない気持ちからなんです。

でも苦くて珈琲は飲めない、だからこそのそれ。

どんどん甘さ控えめを選ぶようになっていますが

好きになろう、という気持ちから手を出して

何度か好きになることを試みて、やっと、

二十歳前に好きになれたひとつの例です。

 

 

 

私の好きなものは、割とこういう感じです。

好きになろうと思ってなれたものが多い。

理由なく惹かれたものはあまりなかったりします。

良く言うとちゃんと理由があって好きになった

だけれどその理由はなんとも微妙だったりする。

 

 

 

貴方が好きなものはなんですか。

そして貴方は、何故それを好きになりましたか。

 

 

 

今日の記事の中に、何回、好き、が入ってるでしょうか。

 

 

 

茉莉花でした。