短くて長い今日

なんでもないような事を、なんでもない事になる前に。

可愛い

 

 

 

 

本日から、2021年2月がはじまります。

 

 

 

なんとなく二月ってローズピンクなんですよ。

ちょっと濃いめの淡くないピンク。

コーラルとかじゃなくって、ローズっぽいピンク。

結局のところ、半ばに今年もあるであろう

チョコレートの祭典に引っ張られている気しか。

 

 

 

私が今可愛い!と心をときめかせたものも

所詮は社会情勢や環境が作り出したものの

ひとつでしかないんだなぁとか思ってしまえば

なんだか大したものじゃない気もしてきた。

可愛いとか好きとか、自分で見つけてきたけど

その感情はどこからきたんだろうって考えれば

たとえ流行っているから、だけじゃないにしても

売り出される環境とか周りの人の意見とか

そういうのでも形成されてきたんだろうなと思って

なんだかちょっとだけ虚しい気がしてきた。

 

 

 

人間って、誰の影響も受けずに

完全にオリジナルな思考はできないよね。

別にそれがいいって言いたいわけじゃないけれど。

いろんな人を見て、いろんなものに触れて

それでいろんな人を少しずつ真似して

自分を作り上げていくのが最善なのかもしれない。

 

 

 

個性や唯一無二を追求するのは同時に

誰かがしてきたこと「じゃないこと」という

所謂普通の、一般と呼ばれるものたち

それらじゃないものというカテゴリーに

落ち着いてしまっていることでもあったんだな。

 

 

 

と、思いつつも。

 

 

 

可愛い、っていう言葉は

愛することが可能である、と書きます。

たとえ世間で操作されたそれであったとしても

せっかく愛せるものがあるのであれば

ちゃんと大切に愛していきたいものです。

 

 

 

そもそも、人は一人じゃ生きれないのだから

他人がいて初めて自分を認識できるのだから

それなら、それでもいいかなあって。

 

 

 

だから、可愛いは、正義だ。

 

 

 

茉莉花でした。