短くて長い今日

なんでもないような事を、なんでもない事になる前に。

White

 

 

 

 

汚れてしまったら、また洗い直して。

 

 

 

白という色が好きです。

あまりにもベーシックな色ですが

一番明度が高い色、だからです。

クリーンで明るくて、だけれど

なんだかさっぱりしているけれど

でもどこか馴染んでくれるような色。

どの色とも喧嘩をしないような

そんな色だから、かなり好きです。

 

 

 

でもその分、汚れやくすみが気になって

実際のところ、敬遠しがちになってしまいます。

その色の持つ明るさや清潔さに

なんだか気後れしてしまう気がして、

そんなクリーンな色を持っていることが

なんだか似合わないような気がして。

 

 

 

その分、背筋が伸びる色でもあります。

しゃんと、姿勢を正そうとする色でもあります。

できればそんな色に見合う自分でいたいから

もう一段階、シャキッとしたいんでしょうね。

 

 

 

自分のくすみや、いらないものを

反射して見せてくれるような気がして

チャレンジするには少し勇気がいるけれど

でも、そんな自分を見つめ直せる色です。

だからこそ、こんなに惹かれるのでしょう。

 

 

 

本当にたまにですが、私のことを

色に例えるなら白、と言ってくれる人がいます。

(割と言われる色どれをとっても

めちゃくちゃに嬉しいのが事実ですが)

白と例えられた時に、いつも以上に

背筋を伸ばしてしゃんとするのは

くすんで汚れた自分を見つめつつも

そんな自分を変えたいからでしょう。

 

 

 

茉莉花でした。