短くて長い今日

なんでもないような事を、なんでもない事になる前に。

5年って、なんだかキリがよくて使いがち

 

 

 

 

知らぬ間に、という恐ろしさと

いつまで経っても、という不確かさ。

 

 

 

そろそろ扇風機だけじゃ限界です。

日本の四季は素晴らしいと思いますが

外に出た瞬間のこの熱風と、

血を吸っていく憎きあの虫の存在だけは

なかなか好きになれないまま今夏も終えそうです。

 

 

 

今週はよく、高校野球の予選を見ていました。

うちは野球をやっていた人がいるので

毎年、夏の風物詩というように流れていますが

高校球児達が年下になってしまった時の

なんともいえない喪失感は、すごかったです。

 

 


あれと同じ感じを、今年もまた

そして相乗効果で何倍にもなった状態で

やってきている感じがしています。

 

 


自分が思っているよりも相当

時間って、歳って重ねているんだなと思って。

一人でどこにでも行くようになっていたのは

制服が似合わなくなったのはいつだったか

メイクをしないと出れなくなったのも

一人は寂しいのか好きなのかをいったりきたりも

気づいたらそうなっていたように。

わからないけどじんわりと、確実に

近づいては少しずつ塗り替えられている。

その不思議さが気持ち悪くて、どこか清々しい。

 

 


私の青春は、どれだったんだろうか。

 

 

 

あまりいい思い出を思い出せる人間じゃないから

昨日より今日、今日より明日、なものだから

きっと最上級に煌めいていたであろう思い出も

いまとなっては、本当にそうだったのかも曖昧で。

 

 

 

それよりも、もう知っているんです

私、昔の自分のこと、ほんとに好きじゃないんだなって。

だからこそ、昔の自分を思い出すということが

楽しかった、素敵だったはずの思い出と

絶対にはなれてくれることなくついてくるから、

ああ本当に、嫌になってたまらないんだなぁって。

 

 

 

きっとあと5年くらいしてしまえば

こうやって文字を重ねている自分のことを

心底嫌になって思い出したくなるのでしょうか。

そうだとしたらそれもそれで嫌だなあ。

そろそろちゃんと自分を認めてしまえばいいのに

頑固ですよね、向上心が高いってことにしときましょう。

 

 

 

昔からの馴染みの人に出会ったら

やっぱり変わらないなって思われるんでしょうか。

変わったね、って嘘でも言ってくれるんでしょうか。

変わったのは見た目でも髪の長さでもなくて

自然と笑顔が増えるようになったことだったらいいな。

 

 

 

そんな、なんだか卑屈で悲しい自分に対して

ちゃんと機嫌をとっていがないといけない気がして

昨日はお洋服を買いました、お得にね。

先週のお買い物したい、をうまく回収しましたね

ありえんくらいの綺麗な伏線回収。

相変わらず好きなものは安定していて

多分これ5年経っても変わらないだろうなって

そんな頑固に育ったつもりはなかったんだけどな。

少しずつ塗り替えられている、という

さっきの断定形はどこにいったんでしょうか。

 


そんなところも含めて愛してあげてほしいよね。

 

 

 

一週間の出来事をまとめて書くとなると

なんだか雑多にごちゃごちゃしてしまいますね。

今週も頑張っていきましょうか。

 

 

 

茉莉花でした。