クエスト

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自信がないのは、当たり前だけれど。

頑張ろうと意気込むタイミングで

本当にちょうどいいこのタイミングで

自分の無力さや無知さに直面して

また落ち込んでしまう、の繰り返しです。

今をうまく乗り越えられていないのに

未来もきっとうまくいくだろう、なんて

なかなか言えなくて、それがしんどいです。

今私は、5年ほどまえの自分だったら

全く想像がついていないようなことをしています。

…中学生の時の自分の夢、公務員だったな。

それかなんでもいいから、安定してそうで

お金が一定以上稼げて、資格とかいるやつ。

ごめんなさい、割と気分屋で思い切りが良くて。

自分が得意なことはなんですか、と

散々聞かれて、考えてきたわけですけど

正直なところ、あまりわからないのです。

それで、自分が好きでやりたいことを

この一度きりの人生でやってみようと

ビビりのくせに飛び込んでみたんですけど、

うまくいかない兆しがあるのが

とんでもなく怖いんだと思います。

誰だって最初はうまくいかないのに

うまくいかないことが怖いんですよね。

自分が特別じゃない、優れていない

何かに突出していないとわかることが

認めざるを得ないことが恐怖なんです。

うん、なんか腑に落ちました。

私は、私ができないものが怖いんです。

なんでもできるほど器用じゃないし

全知全能の神でもないくせして、ね。

やりたいことをできるに相応しくない

体たらくでつまんなくて、能力のない

哀しいくらい惨めな自分に出会いたくないんです。

チャレンジングな割にリスクを嫌って

あともう少しで頑張りどきのピーク、って時に

ギリギリの可能性を残して出ていってしまう。

あたかも、私は他にやるべきことがある、と

正当そうで全くそうでない理由を述べるかのように。

どうしようかな、こんな自分。

こんな自分としか付き合ってこなかったから

このやり方を変えられるのかさえも不安です。

何一つ持っていない自分で勝負するとして

武器や魔法が使えるようになるよりも先に

自分の心が折れて逃げてしまいそうで不安です。

そろそろ、腹を括らなくてはいけない時です。

いつまでもこんな自分で、いたいわけではない。

まだまだ手は震え足はすくみ涙が出てくるけど

それでもなんとか、進んでいかないといけない。

今はまだ、長期的に見て休むときじゃない。

あとどれくらいしたら、新しいステージに進めて

新たな技を身につけられるか不安だけれど

それが明日であってもいいように、しておかないと。

今の私は攻撃力0、防御力が天井突破の

ひたすら守りに入る割に一言多いキャラみたいです。

プライドだけ高くて、こんなやつがゲームにいたら

絶対自分のキャラクターに選択しないやつ。笑

だからこそ、カスタマイズしなくては。

茉莉花でした。

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